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2014年9月26日金曜日

人工呼吸器アラーム対応

☆人工呼吸器アラーム対応
注意)気切造設後すぐのカニューレ交換で気管の前に入ってしまうことがある(指で確認して潰れた気管を広げること)
・無呼吸アラーム
設定:15-20秒に設定
原因と対策:
①自発呼吸の低下→PS,CPAPではなくA/C,SIMV,SIMV+PSに変更
②呼吸回路のリーク、外れ→リーク(カフ漏れに注意)、回路の確認
③自発呼吸のトリガー不良→トリガー感度を上げる

・気道内圧上限アラーム
設定:40cmH2O程度
原因と対策:
①設定1回換気量が高すぎる→適切に設定
②痰、凝血塊による閉塞→吸引
③回路の閉塞、片肺換気→挿管チューブを浅くする、チューブを噛んでいないか
④巨大無気肺、緊張性気胸→無気肺の治療、脱気
⑤気管支狭窄、気管支痙攣など→気管支拡張薬
⑥肺炎、肺水腫、ARDSなど肺胞レベルの問題→肺保護換気のため1回換気量を下げる
⑦autoPEEPの存在→換気回数減少、吸気時間短縮、呼吸時間延長
⑧バッキング(咳)、ファイティング(呼吸器と患者の呼吸が合わずにぶつかる)→鎮静剤の増量、同調性のよいPCV,PSVへ変更

・気道内圧下限アラーム
設定:ピーク圧-10cmH2O,ピーク圧の70-80%
原因と対策:
①回路接続部のゆるみ、はずれ、回路破損→接続確認
②カフ周囲からのリーク:気切チューブの入れ替え
③胸腔ドレーンからの大量リーク→呼吸器外科へコンサルト
④トリガー感度が鈍く自発呼吸により陰圧形成→トリガー感度を上げる
⑤強い自発呼吸→鎮静剤の増量、同調性のよいPCV,PSVへ変更

・分時換気量下限アラーム
設定:分時換気量の50%程度、PCVでは70-80%
原因と対策:
①気道内圧下限アラームと同じ原因
②不適切な換気モード→自発呼吸を前提としてPSVでは自発呼吸数が減少すると容易に低換気になる、SIMV(+PS)の設定換気回数が少ない場合は増やす
③自発呼吸のトリガー不良→トリガー感度を上げる

・分時換気量上限アラーム
設定:10-20L/分
原因と対策:
①1回換気量や換気回数が多すぎる→適切に設定
②患者の頻呼吸→鎮静剤の増量
③A/C設定→A/Cはすべての呼吸をフルサポートするため過換気になるリスクがある

・分時呼吸回数アラーム
設定:30-40回/分
原因と対策:
①患者の頻呼吸→鎮静剤増量
②ミストリガー→回路内貯留水が揺れてもミストリガーになれうことがあるので貯留水を除去する、トリガー感度を下げる

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